ジュニアエコノミーカレッジで自ら決めて行動できる子どもたちを育てる
企業・団体名:のとジュニアエコノミーカレッジ
ジュニアエコノミーカレッジは子どもが決めるための環境を整備し、大きなルールや体験の場を作っていくことによって、子どもたちがのびのびと「自分力」を発揮できるプログラムを提供しています。
七尾の未来の社長たちのために
七尾商工会議所青年部ではじめた「ジュニアエコノミーカレッジ」(略してジュニエコ)という事業を継続的に七尾で実施するために、立ち上げました。ジュニエコとは、商売体験を通して「自ら決めて行動できる子どもたちを育てる」プログラムです。小学校5、6年生が1チーム5名で模擬株式会社を設立し、計画、仕入れ、製造、販売、決算、納税までの一連のサイクルを体験します。資本金10,000円、必要であれば10,000円の借り入れをし、最大20,000円の元手で会社を経営します。
キーワードは「自分で決める」
ジュニエコのプログラムは、インプットではなくアウトプットを重視しています。知らないことを教えるというより、体験を通じて、子どもたちが自分の持っているものを引き出していくイメージです。プログラム中は「決める」ことの連続です。何を売るか、いくらで売るのか、どれだけ仕入れるのか。すべて自分たちで決めていきます。ジュニエコは、子どもたちに正解のない問題に取り組むカリキュラムとも言えます。
そして、ジュニエコを運営している私たちは、この七尾のまちで商工業を営む地元の大人たちです。大人の役割は、子どもたちが「決める」ための環境を整えることです。大きなルールや体験の場をつくることで、子どもたちがのびのびと「自分力」を発揮し、様々な条件をふまえて「決める」ことができます。大人は、必要最低限のことしか教えません。
ジュニエコ再始動!
私たちは、コロナによってしばらくお休みしていたジュニエコを令和5年度に再開したいと考えています。「自分で決める」ことを学んだ子どもたちが、将来、このまちで商売をしていくことも含めて、自分の人生を自分で切り拓いていける子どもたちを育てていきたいからです。未来の担い手を一緒に育てていきませんか?