七尾湾活性化推進事業-机島磨き上げプロジェクト-

企業・団体名:机島活性化プロジェクト実行委員会
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万葉歌人大伴家持の詩に出てくる机島。その歴史による交流や地域性を活かした体験コンテンツの開発に取り組み、関係人口の拡大、地域が持続していく為の意識変革を目指しています。コアな地域ですが成功事例をつくり、その波及効果で七尾湾内の活性化を図りたい。

地域に刺激と楽しみを

小学生の頃に机島で行ったしただみ拾い、漁港で魚釣り大会、わらびとり遠足など、地域の環境を活かした学びの場や地域住民とのふれあいがありました。私が地元を好きな理由としてその当時の体験が残っています。現在はライフスタイルも変わり、自然と関わる場や多世代の交流の場も減り、地域とのふれあいの機会があまり無いまま地元を離れる人が少くないのが現状です。また、少子高齢化、過疎化だから仕方ないという風潮もあり将来を考えると危機感を感じました。しかし、みんな地域を思う気持ちは強いです。何かを変えていくには地域に刺激を与え、楽しみを共有し当事者として関わる仲間を増やしていく事が重要だと思います。そして子供達や孫たちに魅力のある故郷七尾を残したいという思いからプロジェクトを始めました。

七尾湾を旅客船の往来で賑わう海へ

はじめに机島を農泊コンテンツとして磨き上げます。自分達が慣れ親しんできたしただみが意外と知られていない事から、しただみ拾いや料理を楽しんでいただきます。また、昔は海水浴場として活用されていた無人島なのでプライベートビーチキャンプ場としても整備を行っていきます。その他、大伴家持ゆかりの地との連携、ツアーの開発、万葉フォーラムを実施し文化資源の価値を発信していく予定です。そして机島には船でしか行く事ができません。だからこそ可能性があります。それは船で湾内の地域を繋ぐ事です。七尾湾内にある魅力的なコンテンツと共創による七尾湾全体が新たな観光地として確立する事を目指していきたいと思います。

机島を一緒に磨き上げる仲間、大募集!

現在、地元の有志8名で活動しています。何年も手つかずの無人島状態でしたので荒れていましたが、昨年より少しずつ整備を進めています。これからコンテンツ開発を行い面白い事を仕掛けていきます。ぜひ、自然が大好きで一緒に参加して頂ける仲間を募集します。

メッセージ

机島活性化プロジェクト実行委員会

地域の価値向上と活性化を目的として七尾市中島町瀬嵐の壮年団若手有志が集まりました。七尾湾にうかぶ机島を活用しさまざまな地域との連携を通して、地域全体の魅力向上を図っています。

企業・団体概要

設立:2020年

代表者名:木村 幸生

会員・従業員数:構成員8名

web:https://www.facebook.com/profile.php?id=100071274550135