奥原潟を望む美しい田園風景の創生

お名前:道下利信
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耕作放棄され荒涼とした風景が続く奥原の水田地帯、能登和倉万葉の里マラソンコースの市道和倉2号線沿いの耕作放棄地の葦を刈り、市道和倉2号線から奥原潟が望め、奥原潟の法面に植生したハーブのロンギカリウスが見えるようにして美しい田園風景を創生する。

市道和倉2号線の整備に伴う良好な環境の変化

和倉温泉に隣接する奥原地区は水田地帯であるが耕作放棄地が多く景観は荒涼としている。能登和倉万葉の里マラソンコースでもあり、世界農業遺産に認定された能登の美しい里山里海をイメージして全国から訪れるランナーの期待を裏切ることになる。
現在、和倉温泉西交差点から奥原潟横を通って和倉温泉に至る市道和倉2号線の拡幅工事を行っているが、道路環境が良くなるこの機会に七尾未来アワードから授与された活動資金を基に美しい田園風景を創生する活動をしたい。

魅力ある地域作りの為の美しい田園風景の創生

奥原地区では大規模圃場整備事業への機運が無く、多面的機能支払制度を活用した農地の保全も行われていない。耕作者の多くは70歳前後で後継者はおらず数年後に奥原地区の水田はすべて耕作放棄地になる可能性がある。隣接する観光地和倉温泉や世界農業遺産に認定された能登の里山里海のイメージダウンである。
農地を保全し美しい田園風景を創生していくため土地の所有者、生産組合の理解と協力を得て、問題意識を持った仲間をこの活動を通じて増やしていきたい。それが奥原地区の活性化を図り圃場整備事業や多面的機能支払制度を活用できる組織作りに繋がる。
奥原地区が魅力ある地域になれば地域おこし協力隊員のような若者が移住し農業の担い手となって活動し耕作放棄地が解消する。それを最終目標として取り組んでいきたい。

米作りをして美しい田園風景を創生しよう

奥原地区に定住者・移住者を増やしていくため魅力ある地域づくりの第一歩として美しい田園風景の創生を掲げました。
奥原地内の中で狭いエリアですが市道和倉2号線から奥原潟が見えるところに耕作田がまとまっている箇所がありそこに田園らしい風景が残っています。奥原潟沿いの農道法面には既にハーブが植生してあり手始めに耕作放棄地の葦を刈り美しい田園風景を創生したい。
その後、耕作放棄地を水田に復田し米を作り、美しい田園風景を拡大していきましょう。

メッセージ

道下利信

七尾市景観審議会委員、七尾市有害鳥獣捕獲隊員、水稲栽培、農家民宿経営